哲学は環境問題に使えるのか : 環境プラグマティズムの挑戦
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哲学は環境問題に使えるのか : 環境プラグマティズムの挑戦
慶應義塾大学出版会, 2019.9
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Environmental pragmatism
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テツガク ワ カンキョウ モンダイ ニ ツカエルノカ : カンキョウ プラグマティズム ノ チョウセン
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Note
監訳: 岡本裕一朗, 田中朋弘
原著 (Routledge, 1996) の翻訳
参考文献: p302-304
文献: p435-436
Description and Table of Contents
Description
人間にとって環境はなぜ問題になるのか?環境問題が深刻化するなか、注目度が高まる環境倫理学。それまでの議論を一新させた古典、ついに完訳!
Table of Contents
- 序論 紛争地としての環境プラグマティズムと環境倫理学
- 1 環境思想と古典的アメリカ哲学(プラグマティズムと環境思想;プラグマティズムはどのように環境倫理学であるのか;文化としての自然—ジョン・デューイのプラグマティズム的な自然主義;G・H・ミードのコスモロジーにおける環境保護にかかわる価値;レオポルドの土地倫理の一貫性)
- 2 プラグマティズム理論と環境哲学(統合か還元か—環境価値に対する二つのアプローチ;原初段階にある環境倫理学;政治的エコロジーにおける共存主義)
- 3 環境問題へのプラグマティストのアプローチ(プラグマティズムと政策—水の事例;定義のためのプラグマティックなアプローチに向けて—「湿地」と意味の政治学; 自然資源管理に対する、多元論的で、プラグマティックかつ進歩的なアプローチ;自然の法対尊敬の法—ノルウェーの実践における非暴力;環境倫理学を紛争管理の方法として教えること)
- 4 環境プラグマティズム—論争(内在的価値を超えて—環境倫理学におけるプラグマティズム;内在的価値を求めて—プラグマティズムと環境倫理学における絶望;沼地に対して不公正—カッツに対する返答/基礎というものに対して不公正では?—ウエストンに対する返答;環境プラグマティズムは哲学かメタ哲学か—ウエストン・カッツ論争について)
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