かたちは思考する : 芸術制作の分析
著者
書誌事項
かたちは思考する : 芸術制作の分析
東京大学出版会, 2019.9
- タイトル別名
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How figures think : studies of art making
かたちは思考する
- タイトル読み
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カタチ ワ シコウスル : ゲイジュツ セイサク ノ ブンセキ
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注記
参考文献: pviii-xvi
内容説明・目次
内容説明
セザンヌからスミッソンに至る近現代美術から、ゴダールの3D映画、トンネル工事の記録写真、そして同時代のダンスや演劇まで、多様なジャンルを横断して広がる「芸術」という営みを、一貫した方法論的精密さで分析する。
目次
- 布置を解く
- 1 形象の生成(多重周期構造—セザンヌのクラスター・ストローク;斬首、テーブル、反光学—ピカソ『アヴィニョンの娘たち』;マティスの布置—一九四五年マーグ画廊展示における複数の時間;屏風の折れ構造と距離—菱田春草“落葉”“早春”を見る;合生的形象—ピカソ他“ラ・ガループの海水浴場”の物体的思考プロセス)
- 2 大地と像(断層帯を貫く—『熱海線丹那隧道工事写真帖』;異鳴的うなり—ロバート・スミッソン『スパイラル・ジェッティ』;普遍的生成変化の“大地”—ジル・ドゥルーズ『シネマ2*時間イメージ』)
- 3 身振りの複数の時間(バカボンのパパたち—赤塚不二夫・ウィトゲンシュタイン・橋本平八;Videmus(われわれが見る)—小林耕平『タ・イ・ム・マ・シ・ン』;幽霊のグルーヴ—core of bellsの憑依=参与的不一致;複数の時間を踊る—岩渕貞太・八木良太・蓮沼執太『タイムトラベル』;近傍の奈落—ジャン=リュック・ゴダール『さらば言語よ』;ノーフューチャー—オフィスマウンテン『ドッグマンノーライフ』)
「BOOKデータベース」 より