事物のしるし : 方法について
著者
書誌事項
事物のしるし : 方法について
(ちくま学芸文庫, [ア27-2])
筑摩書房, 2019.10
- タイトル別名
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Signatura rerum : sul metodo
- タイトル読み
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ジブツ ノ シルシ : ホウホウ ニツイテ
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注記
『Signatura rerum : sul metodo』(Torino, Bollati Boringhieri, 2008)の全訳
文献: pi-viii
叢書番号はブックジャケットによる
2011年5月刊の文庫化
内容説明・目次
内容説明
善き神は細部に宿る。その神とはしるしの主である—“ホモ・サケル”プロジェクト全4巻を完結させ、現代哲学を牽引してきたアガンベンが、人文科学における方法論の原理を論じるユニークかつ特異な一冊。つねにアガンベン自身が影響を受けてきたフーコーの仕事を起点として、「パラダイム」「しるし」「哲学的考古学」という鍵概念のもと、しるしの起源や特権的領域を探求する。古代・中世から現代に至るまでの知の諸相を自由自在に横断し、私たちを西洋思想史の彼方に誘う。文庫化に際し、新たな訳者解題を付す。
目次
- 第1章 パラダイムとはなにか
- 第2章 しるしの理論
- 第3章 哲学的考古学
- 新たなる方法序説—訳者あとがきにかえて(岡田温司)
- パラダイムの倫理としるしの法—文庫版解題として(岡本源太)
「BOOKデータベース」 より