哲学は対話する : プラトン、フッサールの「共通了解をつくる方法」
著者
書誌事項
哲学は対話する : プラトン、フッサールの「共通了解をつくる方法」
(筑摩選書, 0180)
筑摩書房, 2019.10
- タイトル別名
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哲学は対話する : プラトンフッサールの共通了解をつくる方法
- タイトル読み
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テツガク ワ タイワ スル : プラトン、フッサール ノ「キョウツウ リョウカイ」オ ツクル ホウホウ
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注記
参考文献: pi-vii
内容説明・目次
内容説明
哲学は、「根源的真理」を問うものではない。その最大の目的は、一人ひとりの生き方と社会のあり方をよりよくすることであり、その方法は、プラトンが描くソクラテスにはじまり、フッサールの現象学にて真価を発揮した「対話」である。分断が進む現代において、人びとの間で納得できる答えを見つけだす方法とは?近年の研究の集大成。
目次
- 第1部 「魂の世話」としての哲学—ソクラテスとプラトン(哲学はどうやって生まれたか—哲学と“軸の時代”;ソクラテスの生きた時代;魂の世話—『ソクラテスの弁明』;「〜とは何か」の問い—『ラケス』;哲学対話の可能性;魂・国家・哲学・イデア—中期プラトンの思想)
- 第2部 「合理的な共通了解」をつくりだす—フッサール現象学の方法(二〇世紀哲学による「本質・真理」の否定;ギリシア哲学・幾何学・自然科学—共通了解をめぐる問題(一);近代科学とともに生まれた難問—共通了解をめぐる問題(二);現象学的還元と本質観取—現象学の方法(一);現象学と“反省的エヴィデンス”—現象学の方法(二);“超越論的還元”と認識問題の解決—現象学の方法(三))
- 第3部 どのように哲学対話を実践するか—正義の本質観取を例として(正義の本質観取—現象学の実践(一);正義をめぐる問題と学説の検討—現象学の実践(二))
「BOOKデータベース」 より