功利主義をのりこえて : 経済学と哲学の倫理
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書誌事項
功利主義をのりこえて : 経済学と哲学の倫理
ミネルヴァ書房, 2019.11
- タイトル別名
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Utilitarianism and beyond
- タイトル読み
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コウリ シュギ オ ノリコエテ : ケイザイガク ト テツガク ノ リンリ
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注記
原著(Cambridge University Press, 1982)の翻訳
監訳: 後藤玲子
参考文献: 巻末p11-27
内容説明・目次
内容説明
われわれに功利主義はのりこえられるのか—本書は、世界的に活躍する経済学者・哲学者らによる功利主義の擁護とその批判を収録した古典的名著である。道徳、政治哲学のみならず経済学、社会的選択の理論にかかわる論点を提示し、功利主義に潜む一元化への警鐘をならす。学問の方法論的土台をめぐり経済学と哲学のあいだで熱い対話がいま再びはじまる。
目次
- 功利主義をのりこえて(アマルティア・セン/バーナード・ウィリアムズ)
- 倫理学理論と功利主義(R.M.ヘア)
- 道徳性と合理的行動の理論(ジョン・C.ハルサニー)
- 功利主義の経済的な利用法(J.A.マーリース)
- 功利主義、不確実性、情報(ピーター・J.ハモンド)
- 契約主義と功利主義(T.M.スキャンロン)
- 善の多様性(チャールズ・テイラー)
- 道徳と慣習(スチュアート・ハンプシャー)
- 社会統合と基本財(ジョン・ロールズ)
- 功利主義的経済学者が抱える諸難題(フランク・ハーン)
- 功利主義、情報、権利
- 酸っぱい葡萄—功利主義と、欲求の源泉
- 自由と更正
- どの記述のもとで?
- 学校に行くことの有用性は何か?—功利主義と権利論における教育の問題
「BOOKデータベース」 より