書誌事項

日本の民俗宗教

松尾恒一著

(ちくま新書, 1450)

筑摩書房, 2019.11

タイトル読み

ニホン ノ ミンゾク シュウキョウ

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注記

参考文献: p279-282

内容説明・目次

内容説明

「日本独自の文化・伝統」はどのようにして生まれたのか。天皇のもと稲作中心に営まれた古代日本社会に、中国大陸から仏教が伝来して以降、さまざまな文化との交流、混淆、対立が繰り返される。大嘗祭、祇園祭り、盆踊り、元寇、ねぶた祭り、南蛮貿易、寺請制度、かくれキリシタン。古代から現代まで、数々の外来の文化の影響を受けて変容し形成された日本の民俗宗教を、歴史上の政治状況、制度の変遷とともに多角的に読み解く。

目次

  • 1 仏教伝来と天皇(古代)(仏教伝来以前—天皇と稲の祭り;鎮護国家の仏教と列島の景観)
  • 2 浄土への希求、国難と仏教・神道(中世)(民衆の仏教への変容;中世の仏教、神仏習合と八幡信仰)
  • 3 キリスト教と仏教東漸(近世)(日中・日蘭交易と信仰—江戸時代の文化;キリスト教の衝撃)
  • 4 伝統となった「民俗文化」(近代)(民俗宗教—「文化財」への道)

「BOOKデータベース」 より

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