プラトン『ティマイオス』註解
著者
書誌事項
プラトン『ティマイオス』註解
(西洋古典叢書)
京都大学学術出版会, 2019.11
- タイトル別名
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Timaeus a Calcidio translatus commentarioque instructus
プラトンティマイオス註解
- タイトル読み
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プラトン『ティマイオス』チュウカイ
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注記
底本: J. H. Waszink, Timaeus a Calcidio translatus commentarioque instructus (Corpus Platonicum Medii Aevi, Plato Latinus IV) 2nd ed., London and Leiden, 1975.
参考文献: p473-478
固有名詞・事項索引: 巻末p1-12
月報あり (8p ; 19cm)
内容説明・目次
内容説明
中世において『ティマイオス』の重要性が決定的となったのは、十二世紀半ばまで、同書のラテン語訳こそが西欧で直接に読めるほぼ唯一のプラトン作品だったからである。本書は、そのラテン語訳者カルキディウスが自らの翻訳に5倍余りの分量で付した註解であり、古代末期のプラトン主義の様相を窺わせると同時に、古代の哲学的議論を中世前期へ伝えた数少ない文献の一つとしても貴重である。
目次
- 第1部(宇宙の生成について;魂の誕生について;調和あるいはハルモニアについて;数について;恒星と惑星について ほか)
- 第2部(生き物の四つの種族について;人類の誕生について;人間の多くは賢いが、賢くない人もいる理由;視覚について;映像について ほか)
「BOOKデータベース」 より