大学アーカイブズの成立と展開 : 公文書管理と国立大学

書誌事項

大学アーカイブズの成立と展開 : 公文書管理と国立大学

加藤諭著

吉川弘文館, 2019.12

タイトル読み

ダイガク アーカイブズ ノ セイリツ ト テンカイ : コウブンショ カンリ ト コクリツ ダイガク

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注記

参考文献あり

索引: 巻末p1-8

内容説明・目次

内容説明

教育・研究機関として発展してきた大学には、運営などに関する多くの資料が存在し、二〇世紀後半以降、アーカイブズの成立と展開の一翼を担ってきた。東北・東京・九州・名古屋・京都など各国立大学の事例を挙げて成立過程を詳述。日本の大学史編纂と文書管理制度の中に、大学アーカイブズ史を位置づけ、アーカイブズの意義や可能性を解明する。

目次

  • 序章 本書の視点と構成
  • 第1章 国立大学におけるアーカイブズの誕生—東北大学五十年史編纂と記念資料室の成立
  • 第2章 情報公開法施行前の国立大学における文書管理規程と文書移管—東京大学を事例に
  • 第3章 東京大学における百年史編纂後のアーカイブズ構想と展開過程
  • 第4章 東京大学史史料室設置後の活動と学徒出陣五〇周年調査報告
  • 第5章 ポスト年史編纂組織と大学アーカイブズ理念の波及—九州大学大学史料室の設置と活動
  • 第6章 名古屋大学における史資料室設置と制度設計の模索
  • 第7章 大学アーカイブズによる催事展開—東北大学を事例に
  • 第8章 国立大学法人化問題と東北大学アーカイブズの改組—記念資料室から史料館へ
  • 第9章 京都大学大学文書館設置構想の特質とその経緯
  • 第10章 東京大学における文書移管制度・評価選別基準の形成過程—情報公開法施行以降を中心に
  • 終章 本書の総括と展望

「BOOKデータベース」 より

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