公家源氏 : 王権を支えた名族
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公家源氏 : 王権を支えた名族
(中公新書, 2573)
中央公論新社, 2019.12
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クゲ ゲンジ : オウケン オ ササエタ メイゾク
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
288.3/Ku53110080803
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略年表: p259-261
参考文献: p262-265
Description and Table of Contents
Description
源氏と聞いてイメージするのは頼朝や義経に代表される武士だろう。だが古代から近世にかけ、源朝臣の姓を賜わった天皇の子孫たちが貴族として活躍する。光源氏のモデルとされる源融、安和の変で失脚した源高明、即位前に源定省と名乗った宇多天皇など、家系は二十一流に及ぶ。久我家、岩倉家、千種家、大原家など中世や幕末維新期に活躍した末裔も数多い。藤原氏とともに王権を支え続けた名族の全貌。
Table of Contents
- 第1章 公家源氏の誕生(嵯峨皇統の確立と皇位継承;嵯峨源氏の誕生;嵯峨源氏の活躍)
- 第2章 公家源氏の各流—平安前期(藤原北家の進出と仁明源氏;嫡流の確立と文徳源氏;前期摂関政治と清和源氏;皇統断絶と陽成源氏;新皇統と光孝源氏)
- 第3章 公家源氏の各流—摂関期(新皇統の確立と宇多源氏;「延喜の治」と醍醐源氏;「天歴の治」と村上源氏;冷泉皇統と花山源氏(冷泉源氏);冷泉皇統の廃絶と三条源氏;摂関家としての村上源氏)
- 第4章 公家源氏群像(公家源氏のすごい人たち;摂関家の妻たち;公家源氏出身の名僧;王朝文学と公家源氏)
- 第5章 中世以降の公家源氏(中世以降に賜姓された公家源氏;村上源氏の繁栄;武士となった公家源氏;その後の公家源氏)
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