日本のセーフティーネット格差 : 労働市場の変容と社会保険

書誌事項

日本のセーフティーネット格差 : 労働市場の変容と社会保険

酒井正著

慶應義塾大学出版会, 2020.2

タイトル読み

ニホン ノ セーフティー ネット カクサ : ロウドウ シジョウ ノ ヘンヨウ ト シャカイ ホケン

大学図書館所蔵 件 / 289

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p315-331

内容説明・目次

内容説明

誰が「皆保険」から漏れ落ちているのか。働き方が多様化する中で、正規雇用を前提としていた社会保険に綻びが生じている。「雇用が不安定な者ほどセーフティーネットも脆弱」というパラドキシカルな現状にどう対応すべきか。救済策は社会保険の適用拡大しかないのか。今後の改革のための指針を、しっかりした「エビデンス」をもとに模索する力作!

目次

  • 序章 日本の労働市場と社会保険制度との関係
  • 第1章 雇用の流動化が社会保険に突きつける課題1—社会保険料の未納問題
  • 第2章 雇用の流動化が社会保険に突きつける課題2—雇用保険の受給実態
  • 第3章 セーフティーネットとしての両立支援策
  • 第4章 高齢者の就業と社会保険
  • 第5章 社会保険料の「事業主負担」の本当のコスト
  • 第6章 若年層のセーフティーネットを考える—就労支援はセーフティーネットになり得るか
  • 第7章 政策のあり方をめぐって—EBPMは社会保障政策にとって有効か
  • 終章 セーフティーネット機能を維持するために

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ