書誌事項

明智光秀と細川ガラシャ : 戦国を生きた父娘の虚像と実像

井上章一 [ほか] 著

(筑摩選書, 0187)

筑摩書房, 2020.3

タイトル読み

アケチ ミツヒデ ト ホソカワ ガラシャ : センゴク オ イキタ オヤコ ノ キョゾウ ト ジツゾウ

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注記

その他の著者: 呉座勇一, フレデリック・クレインス, 郭南燕

文献あり

内容説明・目次

内容説明

謎の武将・明智光秀と悲劇のヒロイン細川ガラシャ。戦国時代を生きた父娘は、どのような人物だったのか。光秀が織田信長を裏切った本能寺の変の背景には、何があったのか。キリスト教を学び改宗した娘は、石田三成率いる西軍の人質になることを拒絶して死に追い込まれた「気高い美女」とされるが、本当の彼女はどのような才覚、性格、容貌の持ち主だったのか。明智家の状況、当時の布教の様子、イエズス会の置かれた立場や日本戦略、近代化の過程で変容したイメージなど幅広い観点から、彼らの実像を浮かび上がらせる。

目次

  • 第1章 明智光秀と本能寺の変(明智光秀とは何者か;野心家、明智光秀;本能寺の変の動機を再考する)
  • 第2章 イエズス会士が作り上げた光秀・ガラシャ像(イエズス会士による日本についての報道;フロイスがみた明智光秀;細川ガラシャへの期待)
  • 第3章 美貌という幻想(歴史小説のガラシャ像;日本とヨーロッパ;ひろがる美貌説)
  • 第4章 ガラシャの知性と文化的遺産(修道士高井コスメの賛辞;ガラシャの奇策;ガラシャが学んだ教えとは)

「BOOKデータベース」 より

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