書誌事項

校歌の誕生

須田珠生著

人文書院, 2020.3

タイトル別名

The birth of school song

タイトル読み

コウカ ノ タンジョウ

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注記

博士学位論文「近代日本の学校にみる校歌の成立史」 (京都大学, 2018年) を加筆修正したもの

参考・引用文献: p201-213

内容説明・目次

内容説明

いまや学校が校歌を持つことは当たり前となっている。しかし実は、明治以来現在まで、校歌を作ることを定めた法規は存在しない。ではなぜ、作成に手間を要する校歌がこれほど普及したのか。厖大な史料を読み解き、校歌の起源と展開に丹念に迫る、新発見に満ちた気鋭の研究。

目次

  • 第1章 文部省による唱歌認可制度の実施(儀式と唱歌の結合;文部省訓令第二号の公布;文部省訓令第七号の公布)
  • 第2章 各学校における校歌作成の意図(同一の校歌;校歌の代替としての唱歌“金剛石”;東京音楽学校への校歌作成委託;校歌に求められた内容;校歌の歌詞内容の変容;校歌への権威づけ)
  • 第3章 校歌と郷土教育運動との関わり(校歌の普及;郷土歌としての校歌;替え歌の校歌)
  • 第4章 文部省による唱歌への規制と校歌の扱い(文部省訓令第七号の廃止とその後;文部省による校歌への対応;学校側の対応)
  • 終章 校歌は、いかなる歌として成立したのか

「BOOKデータベース」 より

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