メンタルヘルスの理解のために : こころの健康への多面的アプローチ
著者
書誌事項
メンタルヘルスの理解のために : こころの健康への多面的アプローチ
ミネルヴァ書房, 2020.4
- タイトル別名
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For understanding mental health
- タイトル読み
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メンタル ヘルス ノ リカイ ノ タメ ニ : ココロ ノ ケンコウ エノ タメンテキ アプローチ
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注記
その他の執筆者: 池田真典, 佐藤泰子, 中村治, 岡安裕介, 舟木徹男, 綾屋紗月, 山森裕毅, 上野冨紗子
引用文献: p257-277
内容説明・目次
内容説明
昨今注目が集まるメンタルヘルス(こころの健康)を、多彩なアプローチからとらえる書。—本書では、具体的事例とともに「現代のメンタルヘルス」を理解し(第1部)、日本の精神医療をめぐる知られざる歴史をひも解く(第2部)。そして最終部では、「当事者研究」「オープンダイアローグ」に至るまで、広く先進的実践を具体的に紹介し(第3部)、真の「メンタルヘルス」実現へのあり方を探る。京都大学の教養講義を中心に編まれた、どの章も新たな気づきに出会える一冊。どこから読んでも面白い、メンタルヘルスの世界へと誘う「読む 京大・教養講義」。
目次
- 第1部 現代のメンタルヘルス(現代人のメンタルヘルス—代表的な精神障害とその対策;大学生のメンタルヘルス—大学の診療所から;メンタルヘルスを支えるしくみ—精神保健福祉と制度精神療法)
- 第2部 日本のメンタルヘルスのこれまで(日本の精神医療の歴史—精神障害者の処遇に着目して;洛北岩倉と精神医療—地域で患者を介護していくための手がかりを求めて;日本の文化と心の病い—柳田國男の視点より;精神の病いとその治癒の場をめぐる逆説—アジール/アサイラム論の観点から)
- 第3部 メンタルヘルスをめぐるこれから(当事者研究の歴史—障害者運動と依存症自助グループの出会い;ミーティング文化の導入—制度精神療法、オープンダイアローグ、自助グループ;認知症の現在—認知症の「社会」化から見えてくるもの;スピリチュアルペイント現象学的アプローチ—実存的苦悩を体験から捉えるために)
「BOOKデータベース」 より