美術展の不都合な真実
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美術展の不都合な真実
(新潮新書, 861)
新潮社, 2020.5
- タイトル読み
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ビジュツテン ノ フツゴウナ シンジツ
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注記
主要参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
フェルメール、ゴッホ、モネ—屈指の名画が来日するのは、有数の芸術愛好国だから?否、マスコミが主導し、大宣伝のなか開幕する「美術展ビジネス」が大金を生むからだ。「『○○美術館展』にたいした作品は来ない」「混雑ぶりは世界トップレベル」「チケット代の利益構造」「“頂点”に立つ国立美術館・博物館」等、新聞社の事業部で美術展を企画した著者が裏事情を解説。本当に観るべき展示を見極める目を養う必読ガイド。
目次
- 第1章 混雑ぶりは「世界レベル」の日本式展覧会
- 第2章 なぜ「○○美術館展」が多いのか
- 第3章 入場料1700円の予算構造
- 第4章 明治以降の展覧会と平成型展覧会
- 第5章 ミュージアムとは何か
- 第6章 学芸員の仕事と「画壇」の存在
- 第7章 本当に足を運ぶべき美術館はどこか
- 第8章 スペクタクル化する展覧会
「BOOKデータベース」 より