イタリア絵画史
著者
書誌事項
イタリア絵画史
(ちくま学芸文庫, [ロ12-1])
筑摩書房, 2020.6
- タイトル別名
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Breve ma veridica storia della pittura italiana
- タイトル読み
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イタリア カイガシ
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注記
筑摩書房 1997年刊の文庫化
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
美術において重要なのは主題ではない、線・形・色がすべてだ—本書は、イタリアを代表する美術史家ロンギの伝説的講義録である。第1部「イデー」では、事物の躍動を捉えつつ展開していく線、光による造形性、色彩表現とその綜合様式など、美的判断の基準を提出。続く第2部「歴史」では、古代ローマから“イタリア絵画の終焉”までをイデーに基づいて論じる。絵画が心理的歴史的な説明図に堕することなく、純粋に視覚的に批評されるべしという透徹した主張は、パゾリーニやモランディらに絶大な影響を与えた。収録図版多数。
目次
- 1 イデー(線的様式;造形的様式;造形的=線的様式;形の遠近法的様式;純色彩的様式 ほか)
- 2 歴史 イタリア絵画の変遷(ローマのモザイクの造形的様式;ビザンティンの色彩的様式;ギリシア=ビザンティンの線的様式;ロマネスク時代におけるこれらの芸術様式の細々とした継続;ドゥッチョと華紋線 ほか)
「BOOKデータベース」 より