カール・シュミット : ナチスと例外状況の政治学

書誌事項

カール・シュミット : ナチスと例外状況の政治学

䕃山宏著

(中公新書, 2597)

中央公論新社, 2020.6

タイトル別名

カールシュミット : ナチスと例外状況の政治学

タイトル読み

カール・シュミット : ナチス ト レイガイ ジョウキョウ ノ セイジガク

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注記

シュミット文献目録: p263-270

内容説明・目次

内容説明

M・ウェーバー以後、最大の政治思想家か、それとも批判すべきナチのイデオローグか—。毀夕褒貶相半ばするドイツの政治学者カール・シュミット(一八八八〜一九八五)。ワイマール期の『政治神学』から転換点となったホッブズ論、第二次大戦後の『大地のノモス』まで、主要著作を読み解きつつ、七〇年に及ぶ思索の変遷を辿る。ワイマール思想史研究の第一人者が“尊敬すべき敵”の思想と理論を精緻に解読した入門書。

目次

  • 序章 シュミットの生涯
  • 第1章 政治学の基礎概念としての「例外」と「政治的なもの」—『政治神学』『政治的なものの概念』
  • 第2章 近代的市民の批判—『現代議会主義の精神史的地位』『政治的ロマン主義』
  • 第3章 ワイマール共和国の崩壊とナチス体制の成立—『独裁』『憲法論』『合法性と正統性』
  • 第4章 ナチス時代の栄光と失墜—『国家・運動・民族』から『陸と海と』へ
  • 第5章 第二次大戦後における隠遁と復権
  • 終章 シュミットの思想と学問

「BOOKデータベース」 より

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