戦争をいかに語り継ぐか : 「映像」と「証言」から考える戦後史

書誌事項

戦争をいかに語り継ぐか : 「映像」と「証言」から考える戦後史

水島久光著

(NHKブックス, 1263)

NHK出版, 2020.6

タイトル別名

戦争をいかに語り継ぐか : 映像と証言から考える戦後史

タイトル読み

センソウ オ イカニ カタリツグカ : 「エイゾウ」 ト 「ショウゲン」 カラ カンガエル センゴシ

大学図書館所蔵 件 / 230

注記

参照文献: p267-273

参照テレビ番組: p274-282

内容説明・目次

内容説明

戦後七十五年を迎え、戦争体験者の声が聞けなくなりつつある。しかしそもそも戦争の実相は聞く者へ伝わってきたのか?本書は語り手と聞き手との関係を問い直すことから始めて、「戦争のリアル」を捉えるための現代的方法を探る試みだ。膨大なテレビドキュメンタリー、若い世代の受け止め方の変遷、そして語りによる伝承を綿密に分析することによって「語る‐聞く」パターンの限界を浮かび上がらせたうえで、視聴覚メディアを題材に継承の場を作る条件を明らかにする。「アーカイブ」の創造的活用を実証する、類例のない提言の書。

目次

  • 序章 「戦後」が終わる前に
  • 第1章 戦争を「語る言葉」のもどかしさ—戦後六十年以降のテレビ番組から
  • 第2章 「戦争を知らない子供たち」について考える
  • 第3章 「空白」を埋める—映像で出会いなおす「あの戦争」
  • 第4章 語り継ぐ条件—対話への階梯
  • 終章 「戦後」の、その先を生きる

「BOOKデータベース」 より

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