ダーウィン以後の美学 : 芸術の起源と機能の複合性
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書誌事項
ダーウィン以後の美学 : 芸術の起源と機能の複合性
(叢書・ウニベルシタス, 1119)
法政大学出版局, 2020.7
- タイトル別名
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Wozu Kunst? : Ästhetik nach Darwin
- タイトル読み
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ダーウィン イゴ ノ ビガク : ゲイジュツ ノ キゲン ト キノウ ノ フクゴウセイ
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注記
書誌: 巻末p1-51
内容説明・目次
内容説明
「何のための芸術か?」メニングハウスの問いは、ダーウィンの進化論美学へと行き着いた。近代的制度としての芸術および芸術家が生まれるはるか以前、太古の昔に人間の技芸はいかなる機能を担っていたのか。著者による全面的な改訂がほどこされた決定版。
目次
- 第1章 競争的な求愛と美的判断/選り好み—ダーウィンの技芸モデル(「美の感覚」—美的長所と美的判断についてのダーウィンの全般的な仮定;ダーウィンの視覚美学—身体「装飾」の理論から人間の視覚芸術へ;ダーウィンの音楽と修辞の理論;クジャク/鳴禽類と人間の芸術家—比較の功績と限界)
- 第2章 社会的な協力と結束の推進者としての芸術(高コストで競争的な信号としての芸術、そして「マザリーズ」仮説;選好された同盟相手に「求愛する」高コストな実践として芸術的な複合媒体パフォーマンス;集団内の協力/結束を推進するものとしての共同音楽制作と複合媒体パフォーマンス;技芸の競争的効果と協力的効果の複合的混合)
- 第3章 個体系統的自己形成(自己変形)としての技芸との取り組み
- 第4章 人間の技芸の進化の転用モデル—「美の感覚」、遊戯行動、テクノロジー、そしてシンボル認知が力を合わせるとき(美の感覚;性的求愛、遊戯、そして技芸;テクノロジーと技芸;シンボル認知/言語と芸術;相互作用する四つの転用適用)
「BOOKデータベース」 より