戦後日本を問いなおす : 日米非対称のダイナミズム
著者
書誌事項
戦後日本を問いなおす : 日米非対称のダイナミズム
(ちくま新書, 1515)
筑摩書房, 2020.9
- タイトル読み
-
センゴ ニホン オ トイナオス : ニチベイ ヒタイショウ ノ ダイナミズム
大学図書館所蔵 件 / 全144件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
米日の支配・従属関係の原型は、太平洋戦争の勝者と敗者との上下・優劣関係のなかで形成された。米国主導のこの「日米非対称システム」が生んだ天皇制温存、新憲法、旧・新安保条約が戦後日本にとって何を意味するかを分析。米国優位を許す弱者日本独自の理由を考察する。また冷戦後の安保条約変容を検証。中国台頭・米国後退のなか、政治的自立を欠く日本を厳しく見据える視点から、相応の軍事的負担を担いつつ民主主義を確たるものにするため、いま日本国民が何をすべきかを問う。
目次
- 第1章 戦後日本の母型
- 第2章 憲法九条と国際政治
- 第3章 日米非対称システムの内実
- 第4章 冷戦が終わって
- 第5章 安全保障政策と外交力
- 第6章 政治的「自立」への道
「BOOKデータベース」 より