インド文化入門
著者
書誌事項
インド文化入門
(ちくま学芸文庫, [カ51-1])
筑摩書房, 2020.12
- タイトル別名
-
南アジアの文化を学ぶ
- タイトル読み
-
インド ブンカ ニュウモン
電子リソースにアクセスする 全1件
-
-
インド文化入門
2020.12.
-
インド文化入門
大学図書館所蔵 件 / 全115件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
『南アジアの文化を学ぶ』(放送大学教育振興会, 2000.3刊)を改題し文庫化したもの
参考文献: 各章末
索引: p270-278
シリーズ番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
遠くインダス文明にまでさかのぼり、異文化が交錯する要衝の地として繁栄してきたインド。そのため現在も多様な民族、言語、宗教が混在する。また古来よりカースト制が敷かれてきたことから、社会階層も多様に存在している。しかし、どの地方、どの民族のカレーを食べてもカレーとしてのカテゴリーに収まっているように、インド文化圏は多様な中にも統一性が保たれている。それはいったいなぜなのだろうか?映画、新聞広告、絵画、物語、遺跡、陶磁器、食べものといった身近なテーマを切り口に、インドの文化と歴史を丸ごと理解する、世界的権威によるまたとない入門書。
目次
- 「ラーマーヤナ」をめぐって—多様な物語の発展と歴史的意味
- 言語・民族問題—ドラヴィダ運動を中心に
- カーストとは何か—その発生と行方
- 新聞の求婚広告—バラモン社会の変動
- インダス文字の謎—コンピューターによる解読
- 石造ヒンドゥー寺院壁の刻文—王朝史・社会史を解く
- 菩提樹の陰にて—インドとスリランカの仏教
- デリー・スルタン朝の遺跡—ムスリム政権とインド社会
- 海のシルクロードとインド—胡椒・陶磁器・馬
- カレー文化論—南アジアの統一性
- ベンガル派の絵画と日本—タゴール・岡倉天心の交わり
- 映画に見るインド社会—映画と政治の関わり
- ティプ・スルタンの理想—イギリスとの闘い
- インドのフェミニズム—ヒンドゥー教における女性蔑視と女神崇拝
- マハトマ・ガンディーの試み—糸車をまわす
「BOOKデータベース」 より