和食の地理学 : あの美味を生むのはどんな土地なのか

書誌事項

和食の地理学 : あの美味を生むのはどんな土地なのか

金田章裕著

(平凡社新書, 962)

平凡社, 2020.12

タイトル読み

ワショク ノ チリガク : アノ ビミ オ ウム ノワ ドンナ トチ ナノカ

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注記

米、野菜、日本茶、調味料、漬物、果物、海産物。そして近年、著しい品質向上が注目される日本ワイン。これらの美酒佳肴はどのように生まれているのか。日本の地理・地勢から「人間と食の関係」を探求する。

参考文献: p219-222

内容説明・目次

内容説明

四方を海に囲まれ、南北に長く、地勢の変化に富む日本列島。ここで生まれた和食は多様な食材に支えられ、食材生産・加工の営みは特徴的な「文化的業観」を形づくってきた。米、野菜、日本茶、調味料と漬物、果物と海産物。そして近年、著しい品質向上が注目される日本ワイン。私たちが日々楽しむ美酒佳肴はどのように生まれているのか。豊かに広がる水田と畑、魚と海草の養殖風景。日本の地理・地勢から「人間と食の関係」を探求する。

目次

  • 1 稲作と農村—奈良盆地・礪波平野と岐阜の棚田、そして酒蔵
  • 2 寿司飯と調味料—和食のさまざまな味と産地
  • 3 茶とダシの文化的景観—宇治・焼津、そして北前船
  • 4 漬物と多様な発酵食品—京都・滋賀と奈良・三重・北陸
  • 5 干し柿と干物—日本各地の名産品
  • 6 果物と堅果—日本各地、それぞれの文化的景観
  • 7 いろいろな畑と養殖—京都・淡路、群馬・滋賀、熊本・金沢、瀬戸内海・有明海
  • 8 ブドウ園とワイナリーの文化的景観—山梨の日本ワイン、オーストラリア・イタリアの新旧ワイン産地
  • 9 文化的景観が意味するもの—生活となりわいの物語

「BOOKデータベース」 より

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