アマルティア・センの思想 : 政治的リアリズムからの批判的考察

書誌事項

アマルティア・センの思想 : 政治的リアリズムからの批判的考察

ローレンス・ハミルトン [著] ; 神島裕子訳

みすず書房, 2021.1

タイトル別名

Amartya Sen

アマルティアセンの思想 : 政治的リアリズムからの批判的考察

タイトル読み

アマルティア・セン ノ シソウ : セイジテキ リアリズム カラノ ヒハンテキ コウサツ

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注記

参考文献: 巻末pvi-xx

読書案内: 巻末pv

内容説明・目次

内容説明

いまや「正義」について語る際には避けて通ることのできない経済学者・哲学者となったアマルティア・セン。彼はその広大な思想で何を壊し、何を作り上げようとしてきたのだろうか?本書は「選択」「ケイパビリティ」「自由」「正義」「デモクラシー」の5つのテーマに沿ってそのエッセンスを抽出するものである。センの想定する“自由で独立したマスメディア”とはどのように実現できるのか?“実効的な力としての自由”とはどのような政治体で可能なのか?著者はこれまで経済学や現代正義論の文脈で捉えなおし、政治的リアリズムの視点から批判的考察を交えて解説する。今後も学問領域を超越し、さまざまな角度から言及されるであろうアマルティア・センの思想を俯瞰できる、気鋭の政治学者による最良の入門書。

目次

  • 第1章 選択(社会的選択;剥奪;結論)
  • 第2章 ケイパビリティ(諸々のケイパビリティ;客観性;不完全性;結論)
  • 第3章 自由(先行研究;合理性;力;結論)
  • 第4章 正義(分配;不正義;比較;不偏不党性;結論)
  • 第5章 デモクラシー(公共的理性;人権;グローバルな必須事項?;結論)

「BOOKデータベース」 より

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