多元化する地域統合
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多元化する地域統合
(グローバル関係学, 3)
岩波書店, 2021.1
- タイトル読み
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タゲンカ スル チイキ トウゴウ
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注記
参考文献: 各章末
収録内容
- 地域統合におけるマクロ的主体・メソ的主体・ミクロ的主体 / 石戸光, 鈴木絢女著
- 地域経済統合が重層化する理由 / 畑佐伸英著
- 日中韓経済連携の可能性 / 韓葵花, 尹相国, 韓炳燮著
- 国際化する偽造品貿易 / 渥美利弘著
- 企業の異質性と地域統合についての実態分析 / 梁立成著
- 新たな政治経済エネルギー移行における炭素資源の役割 / ジャコモ・ルキアーニ著; 松尾昌樹訳
- アフリカ地域主義の世界 / ダニエル・C・バック著; 落合雄彦訳
- だれが中東地域を「統合」しうるのか / 池田明史著
- 「主権国家」の合理性と政治統合 / 鈴木絢女著
- ASEANの縮図としての多民族国家ミャンマーの統合と開発 / 吉田鈴香著
- ブレグジット時代のヨーロッパ地域統合 / 水島治郎著
- ポジティブ公共システム理論と地域統合 / 小林正弥著
- なにが統合と分断を促すのか / 田代佑妃, 石戸光著
内容説明・目次
内容説明
自国中心主義や反EUポピュリズムの台頭、ブレグジット、南シナ海紛争、いわゆるロヒンギャ問題など、地域統合の「つまずき」ともいえる現象が起きている。第3巻では、国家主体間の対立と協調に焦点をあてる既存研究に対し、「マクロ的主体(国家を超えた政治経済的な地域統合の機運や枠組み)」・「メソ的主体(国家)」・「ミクロ的主体(産業団体や民族集団、企業、政治家など)」といった階層の異なる主体間の相互作用が、地域のダイナミクスを決めるという視点から、地域統合の深化と停滞を論じる。
目次
- 地域統合におけるマクロ的主体・メソ的主体・ミクロ的主体
- 1 貿易・資源・企業(地域経済統合が重層化する理由—アジア太平洋地域から考える;日中韓経済連携の可能性;国際化する偽造品貿易—地域統合を扇動する国際貿易;企業の異質性と地域統合についての実態分析—日本の海外進出企業を中心に;新たな政治経済エネルギー移行における炭素資源の役割)
- 2 地域統合と国家(アフリカ地域主義の世界—五本のスレッドを読み解く;だれが中東地域を「統合」しうるのか—中東地域における主体の多義性;「主権国家」の合理性と政治統合—ASEANと南シナ海問題;ASEANの縮図としての多民族国家ミャンマーの統合と開発;ブレグジット時代のヨーロッパ地域統合—「中心」と「周辺」の関係性から)
- 3 関係理論から見た統合と分裂(ポジティブ公共システム理論と地域統合—日本内外の関係論的な多層的・多次元的分析;なにが統合と分断を促すのか—地域統合のテキスト解析)
「BOOKデータベース」 より