世界は善に満ちている : トマス・アクィナス哲学講義

書誌事項

世界は善に満ちている : トマス・アクィナス哲学講義

山本芳久著

(新潮選書)

新潮社, 2021.1

タイトル別名

世界は善に満ちている : トマスアクィナス哲学講義

タイトル読み

セカイ ワ ゼン ニ ミチテ イル : トマス・アクィナス テツガク コウギ

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注記

更に学びたい人のための文献紹介: p315-316

内容説明・目次

内容説明

「感情をありのままに深く受けとめよ」—究極の幸福論。怒り、悲しみ、憎しみ、恐れ、絶望…どんなネガティブな感情も、論理で丁寧に解きほぐすと、その根源には「愛」が見いだせる。不安で包まれているように思える世界も、理性の光を通して見ると、「善」が満ちあふれている。中世哲学の最高峰『神学大全』の感情論を、学生と教師の対話形式でわかりやすく解説し、自己と世界を共に肯定して生きる道を示す。

目次

  • 第1章 「希望」の論理学
  • 第2章 「愛」はどのように生まれてくるのか
  • 第3章 感情の分類(一)—欲望的な感情
  • 第4章 感情の分類(二)—気概的な感情
  • 第5章 「憎しみ」の根底には「愛」がある
  • 第6章 心の自己回復力—「喜び」と「悲しみ」の仕組み
  • 第7章 「愛」のうちに「喜び」がある
  • 第8章 「もう一人の自分」と出会う
  • 第9章 善には自己拡散性がある—「肯定の哲学」から「肯定の神学」へ
  • 第10章 世界は「善」に満ちている

「BOOKデータベース」 より

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