鷹狩の日本史
著者
書誌事項
鷹狩の日本史
勉誠出版, 2021.2
- タイトル別名
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鷹狩 (たかがり) の日本史 (にほんし)
- タイトル読み
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タカガリ ノ ニホンシ
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注記
参考文献あり
鷹狩年表(日本列島編): 巻末p3-9
収録内容
- 鷹狩の日本史 / 福田千鶴 [執筆]
- 古代日本の鷹狩 / 森田喜久男 [執筆]
- 中世日本の鷹狩 / 中澤克昭 [執筆]
- 近世日本の鷹狩 / 武井弘一 [執筆]
- コラム1 : 鷹・馬・犬からみた生類憐みの令 / 兼平賢治 [執筆]
- コラム2 : 山林原野の明治維新と御猟場 / 江藤彰彦 [執筆]
- 鷹の種類と調教 / 福田千鶴 [執筆]
- コラム3 : 琉球の鷹狩儀礼と生態系 / 武井弘一 [執筆]
- 鷹狩をめぐる江戸時代のツルの「保護」と人との関わり / 久井貴世 [執筆]
- 琵琶湖の水鳥猟と鷹場 / 東幸代 [執筆]
- コラム4 : 鳥取藩「湖山鴨堀」と周辺環境 / 来見田博基 [執筆]
- 越後国村上藩主松平直矩の鷹と鷹狩 / 渡部浩二 [執筆]
- 大洲藩の狩 : 御鷹野場と生業 / 東昇 [執筆]
- 尾張藩家臣の鷹場 : 鷹場は人々の生活にどう関わったか / 山崎久登 [執筆]
- コラム5 : 「さだ六とシロ」の物語 / 福田千鶴 [執筆]
- 「御鷹」の献上・下賜 / 越坂裕太 [執筆]
- コラム6 : 「御鷹」拝領と「御鷹ニ而捉飼」鳥類の時献上 : 武鑑を糸口に / 藤實久美子 [執筆]
- 松前藩と鷹鳥屋場知行 / 榎森進 [執筆]
- コラム7 : 将軍の鷹と馬 / 兼平賢治 [執筆]
- 盛岡藩の鷹と巣鷹の捕獲 / 中野渡一耕 [執筆]
- コラム8 : 参勤交代にみる鷹の役割 / 来見田博基 [執筆]
- 南九州における鷹巣山について : 米良山を中心に / 大賀郁夫 [執筆]
- 鷹詞と有職故実 / 大坪舞 [執筆]
- 鷹狩の絵画 : 近世初期における鷹狩への眼差し / 水野裕史 [執筆]
- 鍋島勝茂と鷹 / 伊藤昭弘 [執筆]
- 鷹匠として生きる武士たち / 堀田幸義 [執筆]
- コラム9 : 江戸における鷹匠の交流 / 岩淵令治
- 鷹書と出版文化 / 藤實久美子 [執筆]
- コラム10 : 越境する鷹狩文化 : 中央ユーラシアを駆ける鷹狩と鷹匠の世界 / 相馬拓也 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
飼い慣らした鷹を自在に操り、獲物を捕らえる狩猟、鷹狩。五世紀の古墳時代から江戸幕府瓦解の十九世紀後半に至るまで、鷹狩は権力と深く結びつきながら日本列島において連綿と続けられてきた。そこには、日本の風土や社会のなかで地域・時代・階層、あるいは狩猟の目的等にあわせて独自に発展してきた固有の歴史が存在する。日本史を貫く重要な要素でありながら、等閑視されてきた鷹狩の歴史を紐解き、新たな知の沃野を拓く刺激的な一冊。
目次
- 鷹狩の日本史
- 第1部 古代から近世までの通史的展開(古代日本の鷹狩;中世日本の鷹狩;近世日本の鷹狩)
- 第2部 鷹と人との関係史(鷹の種類と調教;鷹狩をめぐる江戸時代のツルの「保護」と人との関わり;琵琶湖の水鳥猟と鷹場;越後国村上藩主松平直矩の鷹と鷹狩;大洲藩の狩—御鷹野場と生業;尾張藩家臣の鷹場—鷹場は人々の生活にどう関わったか)
- 第3部 日本列島における鷹の諸相(「御鷹」の献上・下賜;松前藩と鷹鳥屋場知行;盛岡藩の鷹と巣鷹の捕獲;南九州における鷹巣山について—米良山を中心に)
- 第4部 鷹狩文化を担った人々(鷹詞と有職故実;鷹狩の絵画—近世初期における鷹狩への眼差し;鍋島勝茂と鷹;鷹匠として生きる武士たち;江戸における鷹匠の交流;鷹書と出版文化)
「BOOKデータベース」 より