院政 : もうひとつの天皇制

書誌事項

院政 : もうひとつの天皇制

美川圭著

(中公新書, 1867)

中央公論新社, 2021.4

増補版

タイトル読み

インセイ : モウ ヒトツ ノ テンノウセイ

大学図書館所蔵 件 / 201

注記

主要参考文献: p290-295

内容説明・目次

内容説明

院政とはすでに譲位した上皇(院)による執政をいう。平安後期に白河・鳥羽・後白河の三上皇が百年余りにわたって専権を振るい、鎌倉初期には後鳥羽上皇が幕府と対峙した。承久の乱で敗れて朝廷の地位は低下したが、院政自体は変質しながらも江戸末期まで存続する。上皇が権力を行使できたのはなぜか。その権力構造はいかなるものだったか。ロングセラーに終章「院政とは何だったのか」を収録し、人名索引を付した決定版。

目次

  • 第1章 摂関期までの上皇
  • 第2章 院政の開始
  • 第3章 院政の構造
  • 第4章 白河院政から鳥羽院政へ
  • 第5章 保元・平治の乱から後白河院政へ
  • 第6章 後白河院政と武家政権
  • 第7章 後鳥羽院政と承久の乱
  • 第8章 鎌倉後期の院政
  • 終章 院政とは何だったのか

「BOOKデータベース」 より

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