マンガ学からの言語研究 : 「視点」をめぐって

書誌事項

マンガ学からの言語研究 : 「視点」をめぐって

出原健一著

(未発選書, 第28巻)

ひつじ書房, 2021.3

タイトル別名

Reconsidering "perspectives" in language from the perspective of manga studies

マンガ学からの言語研究 : 視点をめぐって

タイトル読み

マンガガク カラノ ゲンゴ ケンキュウ : シテン オ メグッテ

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注記

滋賀大学経済学部出版助成を受けたもの

参考文献: p235-241

内容説明・目次

内容説明

言語学とマンガ学。一見、関連性が無いように見えるが、実はどちらも「視点」がキーワードとなっている。描かれたものを「どこから見ているのか」、「何が見えているのか」、マンガは、言葉だけで構成される小説よりも文字通り「一目瞭然」であるため、細やかな視点の分析が可能となる。マンガ学の理論を援用して言語分析を行う、その可能性を探るのが本書の目的である。

目次

  • 第1章 言語学とマンガ学の接点を求めて—本書の目的
  • 第2章 認知言語学は視点をどう取り扱ってきたか
  • 第3章 マンガ学における視点論
  • 第4章 マンガ学の視点論と言語学の視点論の融合
  • 第5章 ルビと視点—マンガやライトノベルに見られる拡張的ルビ
  • 第6章 話法と視点—自由間接話法と二重の視点
  • 終章 今後の視点論の展望

「BOOKデータベース」 より

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