武器を持たないチョウの戦い方 : ライバルの見えない世界で
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書誌事項
武器を持たないチョウの戦い方 : ライバルの見えない世界で
(新・動物記, 2)
京都大学学術出版会, 2021.6
- タイトル別名
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Butterfly
- タイトル読み
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ブキ オ モタナイ チョウ ノ タタカイカタ : ライバル ノ ミエナイ セカイ デ
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注記
参考文献: p238-240
内容説明・目次
内容説明
チョウが互いに相手の周りを飛び回る卍巴飛翔は、縄張り争いの一種と説明される。しかし鋭い牙も爪も持たないチョウがただ飛び回ることが、なぜ「闘争」になるのだろうか。試行錯誤の末に著者がたどり着いたのは、チョウにはライバルという認識がないために縄張り争いが成り立つという“常識外れ”な結論だった。第11回日本動物行動学会賞受賞研究。
目次
- 1章 ギフチョウはなぜ山頂に集まるのか(春の女神を追いかけた日々;ギフチョウの配偶行動の研究 ほか)
- 2章 相手を攻撃しない闘争で優位になるには(森の蝶・ゼフィルス;ウラジロミドリシジミの探雌飛翔 ほか)
- 3章 二つの配偶戦略を使い分ける?(夏の虫;配偶縄張りと探雌飛翔 ほか)
- 4章 チョウの縄張り争いは求愛行動?(自然選択説と動物の闘争;持久戦モデルへの疑問 ほか)
- 5章 チョウにとって同性とは何か(キアゲハの性識別;汎求愛説は崩れるか ほか)
「BOOKデータベース」 より