ようこそ地獄、奇妙な地獄

書誌事項

ようこそ地獄、奇妙な地獄

星瑞穂著

(朝日選書, 1022)

朝日新聞出版, 2021.6

タイトル別名

ようこそ地獄奇妙な地獄

タイトル読み

ヨウコソ ジゴク、キミョウナ ジゴク

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注記

参考文献: p307-311

内容説明・目次

内容説明

近年やってきた空前の“地獄”ブーム。しかし、「地獄はどこにある?」「閻魔王は何者か?」—この問いにやすやすと答えられる日本人は、そう多くないだろう。私たちの祖先は、仏教とともに「地獄」の存在を知って以降、常に地獄を身近に感じながら生きてきた。ある時代の人々は死後の地獄堕ちを心底怖れ、時代が下ればパロディのネタにした人々もいた。地獄堕ちを免れるためのガイドブックや地獄行き体験のエピソードを記した紀行文、文字が読めずともひと目でわかる鮮やかな地獄絵—地獄の様子はさまざまな説話や絵図に写し取られ、残されてきた。本書ではぜひ、これら古典文学や絵画をひもときながら“三途の川”までの道のりを同行し、“閻魔王”を紹介する地獄巡りにご案内したい。そこには日本人が辿ってきた時代の空気、世相、死生観がありありと映し出されている—。

目次

  • 第1章 仏教が運んだ輪廻と地獄
  • 第2章 地獄に堕ちるは因果応報
  • 第3章 地獄は何処に?
  • 第4章 地獄のお役所仕事
  • 第5章 地獄なんか怖くない
  • 第6章 パロディ化した地獄

「BOOKデータベース」 より

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