「近代化遺産」の誕生と展開 : 新しい文化財保護のために

書誌事項

「近代化遺産」の誕生と展開 : 新しい文化財保護のために

伊東孝著

岩波書店, 2021.7

タイトル別名

近代化遺産の誕生と展開 : 新しい文化財保護のために

タイトル読み

キンダイカ イサン ノ タンジョウ ト テンカイ : アタラシイ ブンカザイ ホゴ ノ タメ ニ

大学図書館所蔵 件 / 155

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献あり

索引: p241-245

内容説明・目次

内容説明

世界遺産が一般に知られるようになると、それまで注目されなかった古い橋や炭鉱、工場跡等、あるいは町並みや歴史的環境も、近代化遺産としてその価値が広く見直されるようになった。近代化遺産とは何か、なぜ保存しなければならないのか。地域の人々の生活を豊かなものとする、その概念の誕生から現在、これからの課題を整理、解説する。

目次

  • 第1編 近代化遺産(「近代化遺産」の誕生;「歴史遺産」の系譜)
  • 第2編 世界遺産:産業遺産の登場と展開(「技術、Engineering、Technology」の比較分析と「Technology」の意味内容分析;世界遺産と産業遺産—「産業遺産」は、いかに世界遺産になったのか?;「産業遺産」概念の展開;建築・土木・産業遺産概念の相違)
  • 第3編 産業遺産の保存と利活用(海外の代表事例:美的保存と利活用の多様性;産業遺産のネットワーク・システム保存と利活用;産業遺産保存の真正性・全体性と用・強・美—ドックの比較分析;無形遺産にみる産業遺産の永遠性—草生水まつり)
  • 第4編 世界遺産・産業遺産のあたらしい動向(20世紀遺産;Reconstruction(再建と復元);ギーク遺産)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ