刀伊の入寇 : 平安時代、最大の対外危機

書誌事項

刀伊の入寇 : 平安時代、最大の対外危機

関幸彦著

(中公新書, 2655)

中央公論新社, 2021.8

タイトル別名

刀伊の入寇 : 平安時代最大の対外危機

タイトル読み

トイ ノ ニュウコウ : ヘイアン、ジダイ サイダイ ノ タイガイ キキ

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注記

主要参考文献: p182-189

内容説明・目次

内容説明

藤原道長が栄華の絶頂にあった一〇一九年、対馬・壱岐と北九州沿岸が突如、外敵に襲われた。東アジアの秩序が揺らぐ状況下、中国東北部の女真族(刀伊)が海賊化し、朝鮮半島を経て日本に侵攻したのだ。道長の甥で大宰府在任の藤原隆家は、有力武者を統率して奮闘。刀伊を撃退するも死傷者・拉致被害者は多数に上った。当時の軍制をふまえて、平安時代最大の対外危機を検証し、武士台頭以前の戦闘の実態を明らかにする。

目次

  • 序章 海の日本史(異国文字の謎;女真文字の解明に向けて ほか)
  • 第1章 女真・高麗、そして日本(東アジア地域の諸相;日本国の内と外 ほか)
  • 第2章 刀伊来襲の衝撃(王朝の栄華と不安;刀伊来襲の予兆 ほか)
  • 第3章 外交の危機と王朝武者(武力動員の特質;「ヤムゴトナキ武者」たちの来歴 ほか)
  • 第4章 異賊侵攻の諸相(囚われ人の声を聞く;海禁と異域観 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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