インド洋海域世界の歴史 : 人の移動と交流のクロス・ロード

書誌事項

インド洋海域世界の歴史 : 人の移動と交流のクロス・ロード

家島彦一著

(ちくま学芸文庫, [ヤ31-1])

筑摩書房, 2021.9

タイトル別名

海が創る文明 : インド洋海域世界の歴史

インド洋海域世界の歴史 : 人の移動と交流のクロスロード

タイトル読み

インドヨウ カイイキ セカイ ノ レキシ : ヒト ノ イドウ ト コウリュウ ノ クロス・ロード

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注記

「海が創る文明 : インド洋海域世界の歴史」 (朝日新聞社 1993年刊) の改題、文庫化

引用文献一覧: p601-614

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

グローバル経済の起源は大航海時代にあると言われる。しかしそれよりはるか前、インド洋海域世界には二千年以上もの間、様々な民族、人種、宗教が交じり合う自由で自立した大経済圏が存在していた。季節風を利用した航海技術の確立により長距離交易が盛んに行われ、アフリカから地中海世界、西アジア、インド、東南アジア、中国にわたる広大な地域が一つに結ばれていたのだ。しかしレコンキスタ終結後、この経済網はヨーロッパ人に破壊され、奪われていく。イスラームの影響下で栄えた大経済圏・文化圏の全体像を、膨大な史料とフィールドワークをもとに描き出す、海域史研究の記念碑的名著。

目次

  • 序 インド洋海域世界とは何か—木造帆船ダウを共有する文明
  • 1 海域と文明(海域とイスラーム史の展開;海域ネットワークの成立;海域ネットワークの展開;海域ネットワークの変容;巡礼と人間移動のネットワーク)
  • 2 インド洋海域世界が育てた船の文化と信仰(ダウとインド洋)

「BOOKデータベース」 より

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