現代美術逸脱史 : 1945〜1985

書誌事項

現代美術逸脱史 : 1945〜1985

千葉成夫著

(ちくま学芸文庫, [チ4-1])

筑摩書房, 2021.9

増補

タイトル別名

増補現代美術逸脱史 : 1945〜1985

タイトル読み

ゲンダイ ビジュツ イツダツシ : 1945-1985

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注記

晶文社1986年刊の増補, 文庫化

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

「美術」とは何かが問い直される時代にあって、日本の美術家たちは、どのような思想のもとにいかなる創作活動を展開してきたか。具体、ハイレッド・センター、もの派、美共闘、ポストもの派…。戦後40年の日本美術の流れを跡付け、欧米の模倣でもなく、伝統への回帰でもないその逸脱の軌跡の中に、日本固有の「美術」の萌芽を読み取っていく。作品や展覧会をもとに論じるだけでなく、針生一郎、宮川淳らの批評や、李禹煥ら作家の思想も追った。「類としての美術」を提唱した鮮烈な批評にして画期的通史、およそ100頁の増補を加えた決定版。

目次

  • 第1章 「具体」‐アンフォルメル‐「反芸術」(批評の推移;「具体」とは何か ほか)
  • 第2章 一九六〇年代(ハイレッド・センターから「環境芸術」へ;日本概念派)
  • 第3章 「もの派」(「もの」の位相の展開;世界とのかかわりの思想)
  • 第4章 一九七〇年代(美術学生の反乱;類としての美術 ほか)
  • 増補 この先へ(「もの派」の展開と変容;「ポストもの派」の展開 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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