レストランの誕生 : パリと現代グルメ文化

書誌事項

レストランの誕生 : パリと現代グルメ文化

レベッカ・L・スパング著 ; 小林正巳訳

(ちくま学芸文庫, [ス26-1])

筑摩書房, 2021.10

タイトル別名

The invention of the restaurant : Paris and modern gastronomic culture, with a new preface

タイトル読み

レストラン ノ タンジョウ : パリ ト ゲンダイ グルメ ブンカ

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注記

青土社刊行(2001年)に"2020年版まえがき"を新たに訳しおろし, 文庫化したもの

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

フランス革命期に突如パリの街に出現した「レストラン」。はじめそれは体力を回復させる一杯のブイヨンを意味し、後に今日同様、美食を愉しむ場を示す言葉となった。瞬く間に人気のスポットとなったが、フランスには食堂や宿屋など、外食のできる店が以前から存在していた。なぜレストランだけがもてはやされたのか?その発端はレストランの「発明者」シャントワゾーによる広告戦略にあった—。膨大な史料からレストラン誕生の瞬間を活写し、レストランが社会に受け入れられ、やがて社会を変える存在になるまでを詳細に描く。ヨーロッパ食文化史の一大傑作。

目次

  • 序章 レストランを作るとは
  • 第1章 万人の友
  • 第2章 ルソー的感性の“新料理”
  • 第3章 公共の空間における私的な食欲
  • 第4章 道徳、平等、もてなし!
  • 第5章 定価—大食とフランス革命
  • 第6章 美食狂から美食学へ
  • 第7章 パリをメニューに載せる
  • 第8章 レストランに隠れる
  • 終章 レストランと夢想

「BOOKデータベース」 より

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