仲直りの理 : 進化心理学から見た機能とメカニズム

書誌事項

仲直りの理 : 進化心理学から見た機能とメカニズム

大坪庸介著

ちとせプレス, 2021.10

タイトル読み

ナカナオリ ノ コトワリ : シンカ シンリガク カラ ミタ キノウ ト メカニズム

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 150

この図書・雑誌をさがす

注記

図表の出典: p243-245

注・文献: p246-275

内容説明・目次

内容説明

いがみ合うのもばからしい。だけど仲直りも難しい。ケンカや誤解から生じるいざこざを解決する「仲直り」は、ヒト以外のさまざまな動物にも見られる興味深い現象です。赦しと謝罪の2つの側面をもつ仲直りの機能とメカニズムを、進化生物学のモデル研究、動物行動学の研究、心理学の研究を駆使し、進化心理学の視点から読み解きます。

目次

  • 第1章 動物たちの仲直り(霊長類の仲直り;霊長類以外の動物の仲直り;多くの動物が仲直りすることの意味)
  • 第2章 行動の進化の理(進化とは;心の働きも進化する;行動の進化)
  • 第3章 赦すことの理(赦しの進化;誰を赦すのか?—自価値ある関係仮説;ヒトの赦し—関係価値と搾取リスク)
  • 第4章 和解シグナルの進化(悔恨の情を示すことの進化;改悛のシグナル;霊長類の和解シグナル)
  • 第5章 謝罪の理(謝罪の心理学;コストのかかる謝罪)
  • 第6章 仲直りの至近要因(仲直りを促す感情;不確実性低減仮説;赦しの効用)
  • 第7章 仲直りする力(セルフコントロール;至近要因にうったえる)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ