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交隣と東アジア : 近世から近代へ

岡本隆司編

名古屋大学出版会, 2021.11

タイトル別名

交隣と東アジア : 近世から近代へ

タイトル読み

コウリン ト ヒガシ アジア : キンセイ カラ キンダイ エ

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注記

執筆者: 岡本隆司, 中純夫, 石田徹, 石川亮太, 森万佑子, 朴漢珉

文献目録: 巻末p9-26

収録内容

  • 「交隣」とは何か / 岡本隆司著
  • 交隣と隣交 / 石田徹著
  • 北伐と北学 / 中純夫著
  • 交隣と貿易 / 石川亮太著
  • 交隣と信義 / 石田徹, 岡本隆司著
  • 交隣の論理と中華 / 森万佑子著
  • 朝鮮の対日使節派遣 / 朴漢珉著
  • 交隣と条約 / 石川亮太著
  • 琉球の「兩屬」から朝鮮の「兩截」へ / 岡本隆司著
  • 天津からみる朝鮮の「交隣」 / 森万佑子著
  • 事大と列強のはざまで / 岡本隆司著

内容説明・目次

内容説明

交隣とは、たんに日朝の善隣友好を示すものではない。朝貢一元体制の矛盾の露呈を防ぎ、各国の通交を成り立たせた朝鮮外交の意外な役割から東アジアの秩序体系を明らかにし、西洋の到来によるその解体過程も精細にとらえて、世界史的近代の日・朝・中・琉球の姿を映し出す。

目次

  • 「交隣」とは何か
  • 第1部 交隣の諸相—近世のプリズム(交隣と隣交—近世対馬における日朝関係認識;北伐と北学—近世朝鮮の対清認識;交隣と貿易—開港前後の海藻輸出;交隣と信義—通信から欽差へ)
  • 第2部 交隣の高潮—プリズムの拡大(交隣の論理と中華—一八七四年「密咨」の衝撃;朝鮮の対日使節派遣—使節にみる交隣の変容;交隣と条約—「自由貿易」と商業税をめぐる日朝交渉)
  • 第3部 交隣の運命—プリズムの葛藤(琉球の「兩屬」から朝鮮の「兩截」へ—「自為一國」をめぐる一考察;天津からみる朝鮮の「交隣」—事大における敵礼の模索)
  • 事大と列強のはざまで—「大君主」の興亡

「BOOKデータベース」 より

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