社会学 : 「非サイエンス」的な知の居場所

書誌事項

社会学 : 「非サイエンス」的な知の居場所

筒井淳也著

(シリーズソーシャル・サイエンス)

岩波書店, 2021.11

タイトル別名

Sociology

社会学 : 非サイエンス的な知の居場所

タイトル読み

シャカイガク : 「ヒ サイエンス」テキ ナ チ ノ イバショ

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注記

参考文献: p151-160

内容説明・目次

内容説明

心理学や経済学などの隣接分野と比べて、対象に近い。数量データをエビデンスとして用いない「質的研究」の比重が大きい。それらの性質をもって、「サイエンスと言えるのか」との問いを投げかけられもする社会学には、何ができるのか。古典的な研究から最先端の成果までを縦横に紹介しながら、その存在意義と今後の可能性を、鮮やかに描き出す。

目次

  • 第1章 社会学における理論—演繹的ではない理論の効能(演繹体系としての理論;推論における偶有性の排除 ほか)
  • 第2章 因果推論と要約—記述のための計量モデル(数量データの構造;関係モデルの優位性 ほか)
  • 第3章 「質と量」の問題(質的研究と量的研究の分断;量的なものの質的決定 ほか)
  • 第4章 知識の妥当性・実用性(距離化戦略と反照戦略(再び);意味と反照性 ほか)
  • 終章(「科学」への両義的な思い;科学との距離をめぐる戦略 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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