縄文vs.弥生 : 先史時代を九つの視点で比較する

書誌事項

縄文vs.弥生 : 先史時代を九つの視点で比較する

設楽博己著

(ちくま新書, 1624)

筑摩書房, 2022.1

タイトル読み

ジョウモン vs ヤヨイ : センシ ジダイ オ ココノツ ノ シテン デ ヒカク スル

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注記

参考文献: p287-296

収録内容

  • 縄文農耕と弥生農耕
  • 二つの漁撈と海人集団の役割
  • 山と里の狩猟民
  • 通過儀礼の変容
  • 祖先祭祀の三つの形
  • 不平等と政治の起源
  • 土偶が映す先史のジェンダー
  • 立体と平面
  • 縄文土器と弥生土器
  • 弥生のなかの縄文

内容説明・目次

内容説明

採集狩猟を中心とした縄文時代から、農耕を営み文明化や国家の形成が進む弥生時代へ。一般に日本の歴史の大きな分水嶺がここにあるとされてきた。では、この対照的な二つの時代は実際にはどのようなものだったのか。縄文と弥生の文化を専門とする第一人者が、最新の研究成果に基づき、農耕、漁撈、狩猟、通過儀礼、祖先祭祀、格差、ジェンダー、動物表現、土器という九つの視点から当時の生活を描き出す。さらに現代社会が抱える問題の起源を検証する。

目次

  • 1 経済活動の基本原理(縄文農耕と弥生農耕—レプリカ法で探る;二つの漁撈と海人集団の役割;山と里の狩猟民)
  • 2 ライフヒストリーと社会(通過儀礼の変容—耳飾り・抜歯・イレズミ;祖先祭祀の三つの形—縄文と弥生の死生観;不平等と政治の起源)
  • 3 文化の根源・こころの問題(土偶が映す先史のジェンダー—男女別分業と共同参画の起源;立体と平面—動物表現にみる世界観;縄文土器と弥生土器;弥生のなかの縄文)

「BOOKデータベース」 より

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