書誌事項

女性たちのフランス革命

クリスティーヌ・ル・ボゼック著 ; 藤原翔太訳

慶應義塾大学出版会, 2022.1

タイトル別名

Les femmes et la Révolution : 1770-1830

女性たちのフランス革命

タイトル読み

ジョセイ タチ ノ フランス カクメイ

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注記

原タイトル: Les femmes et la Révolution

原書 (Paris : Passés composés, 2019) の全訳

フランス革命関連年表: 巻末pii-iv

文献案内: 巻末pv-x

内容説明・目次

内容説明

フランス革命期の女性といえば、マリー・アントワネット、オランプ・ド・グージュ、ロラン夫人などがよく知られている。しかし本書の主役は、これまで注目されていなかった、多様な職業(教師、芸術家、企業経営者…)を営む民衆層の女性たちである。彼女たちの多くが革命運動の中に引き込まれていくことで、女性の社会的・政治的解放に向けてのかつてない議論を呼び起こした。市井の女性たちが積極的に政治参加していく契機となった「女性運動としてのフランス革命史」を描きだす。

目次

  • 第1部 フランス革命前夜の女性たち(女性とサロン;女性の権利と従属;自立へのほんのわずかな可能性)
  • 第2部 革命期の女性たち(革命の舞台に飛び込む女性たち;一七九三年春と夏に絶頂を迎える急進的運動;一七九三年秋、反撃される女性たち;闘い続ける女性活動家)
  • 第3部 公共生活から排除される女性たち(暗い未来;問題の両義性;停滞と後退の三〇年 一七九九〜一八三〇年)

「BOOKデータベース」 より

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