子どもの貧困とライフチャンス : イギリスの政策と議論に学ぶ
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子どもの貧困とライフチャンス : イギリスの政策と議論に学ぶ
かもがわ出版, 2022.1
- タイトル別名
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Improving children's life chances
イギリスの政策と議論に学ぶ子どもの貧困とライフチャンス
ライフチャンス : 子どもの貧困と : イギリスの政策と議論に学ぶ
- タイトル読み
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コドモ ノ ヒンコン ト ライフ チャンス : イギリス ノ セイサク ト ギロン ニ マナブ
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注記
監訳: 松本伊智朗
原著 (Child Poverty Action Group, 2016) の全訳
内容説明・目次
内容説明
日本が子どもの貧困対策を学んできたイギリスでは、労働党政権下、超党派による「子どもの貧困法2010」が制定され、2020年に子どもの貧困率を10%以下とする具体的目標が明記されました。しかし、政権交代などにより、政策と議論は貧困から「社会移動」に移り、子どもの貧困法は後退し、「ライフチャンス法」へと模様替えをしています。削減目標も達成されず、子どもの貧困が増加している現在、「子どもの貧困アクショングループ」は、ライフチャンス改善のためにも、子どもの貧困解決に取り組む必要があると訴えます。2013年の子どもの貧困対策法制定以来、貧困の世代間連鎖を断つことに主眼がおかれてきた日本にとって、本書で示される議論や政策・指標案は、多くのヒントとなることでしょう。
目次
- ライフチャンスという考え方
- 所得を抜きにライフチャンスが語れないわけ
- 家族の構造、家庭環境、ライフチャンス
- 保育・幼児教育と子どものライフチャンス
- 学校の内と外—子どもたちの教育に対する貧困の影響
- 健康、ウェルビーイング、発達のために十分な生活水準
- 子どもたちのメンタルヘルスと貧困とライフチャンスと
- 住居・住環境と子どものライフチャンス
- 不確実な「移行」、先の見えない労働市場、若者のライフチャンス
- 「生まれ」と「運命」を結ぶ鎖を断ち切る
- ライフチャンスを測定するには?
- ライフチャンスを改善する戦略とは?
「BOOKデータベース」 より