他者と生きる : リスク・病い・死をめぐる人類学
著者
書誌事項
他者と生きる : リスク・病い・死をめぐる人類学
(集英社新書, 1098I)
集英社, 2022.1
- タイトル別名
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他者と生きる : リスク病い死をめぐる人類学
- タイトル読み
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タシャ ト イキル : リスク ヤマイ シ オ メグル ジンルイガク
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注記
参考文献あり
収録内容
- 情報とリスク
- 正しく想像せよ
- ゴンドラ猫は恐怖する
- 新型コロナウイルスの実感
- 狩猟採集民という救済
- 「自分らしさ」があなたを救う
- 人とは何か
- 生成される時間
内容説明・目次
内容説明
不調の始まる前から病気の事前予測を可能にし、予防的介入に価値を与える統計学的人間観。「自分らしさ」礼賛の素地となる個人主義的人間観。現代を特徴づける一見有用なこの二つの人間観は、裏で手を携えながら、関係を持つことではじめて生まれる自他の感覚、すなわち「生の手ざわり」から私たちを遠ざける。病いを抱える人々と医療者への聞き取り、臨床の参与観察、人類学の知見をもとに、今を捉えるための三つ目の人間観として関係論的人間観を加えた。現代社会を生きる人間のあり方を根源から問う一冊。
目次
- 第1部 リスクの手ざわり(情報とリスク;正しく想像せよ;ゴンドラ猫は恐怖する;新型コロナウイルスの実感)
- 第2部 危機に陥る人々・その救済の物語(狩猟採集民という救済;「自分らしさ」があなたを救う;人とは何か)
- 生成される時間
「BOOKデータベース」 より