ソ連兵へ差し出された娘たち
著者
書誌事項
ソ連兵へ差し出された娘たち
集英社, 2022.1
- タイトル別名
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ソ連兵へ差し出された娘たち
- タイトル読み
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ソレンヘイ エ サシダサレタ ムスメ タチ
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
一九四五年夏—。日本の敗戦は満州開拓団にとって、地獄の日々の始まりだった。崩壊した「満州国」に取り残された黒川開拓団(岐阜県送出)は、日本への引揚船が出るまで入植地の陶頼昭に留まることを決断し、集団難民生活に入った。しかし、暴徒化した現地民による襲撃は日ごとに激しさを増していく。団幹部らは駅に進駐していたソ連軍司令部に助けを求めたが、今度は下っ端のソ連兵が入れ替わるようにやってきては、“女漁り”や略奪を繰り返すようになる。頭を悩ました団長たちが取った手段とは…。第19回開高健ノンフィクション賞受賞作。
目次
- 序章 「乙女の碑」の詩
- 第1章 満州への移住
- 第2章 敗戦と集結
- 第3章 ソ連兵への「接待」
- 第4章 女たちの引揚げ
- 第5章 負の烙印
- 第6章 集団の人柱
- 終章 現代と女の声
「BOOKデータベース」 より