ブラックホール : 宇宙最大の謎はどこまで解明されたか

書誌事項

ブラックホール : 宇宙最大の謎はどこまで解明されたか

二間瀬敏史著

(中公新書, 2685)

中央公論新社, 2022.2

タイトル別名

ブラックホール : 宇宙最大の謎はどこまで解明されたか

タイトル読み

ブラックホール : ウチュウ サイダイ ノ ナゾ ワ ドコマデ カイメイ サレタカ

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内容説明・目次

内容説明

ブラックホールとは、重力がきわめて強く光すら脱出できない天体だ。原理は18世紀には考え出されたが、長く存在証明は困難だった。本書は前半で、存在が確認されるまでの歴史をたどりながら基礎をわかりやすく解説。後半では、最先端の物理学からブラックホールの内側に迫る。「別の宇宙」と、そこへの抜け道である「ワームホール」、さらには熱力学との関係など、さまざまな謎を解き明かす。面白く不思議な、最新の宇宙論。

目次

  • 第1章 ブラックホールとは何か?(半世紀経って認められ、さらに半世紀でノーベル賞;ブラックホールはどんな天体か? ほか)
  • 第2章 ブラックホールの発見と観測(企業技術者の手による電波天文学の誕生;電波源に見つかった謎の天体「3C48」 ほか)
  • 第3章 ブラックホールとワームホール、タイムマシン(「シュワルツシルド時空」がなぜブラックホールを表すのか?;時空の表し方についての注意点 ほか)
  • 第4章 ブラックホールは幻か?—ブラックホールの情報パラドックス(ブラックホールは「エントロピー」を持つ!;不等号で表されるエントロピー増大の法則 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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