海を越えたジャパン・ティー : 緑茶の日米交易史と茶商人たち

書誌事項

海を越えたジャパン・ティー : 緑茶の日米交易史と茶商人たち

ロバート・ヘリヤー著 ; 村山美雪訳

原書房, 2022.3

タイトル別名

Green with milk and sugar : when Japan filled America's tea cups

海を越えたジャパンティー : 緑茶の日米交易史と茶商人たち

タイトル読み

ウミ オ コエタ ジャパン・ティー : リョクチャ ノ ニチベイ コウエキシ ト チャショウニン タチ

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注記

原著 (Columbia University Press, c2021) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

現在、アメリカでは紅茶が、日本では煎茶が日常的なお茶として好まれている。しかし意外にも19世紀にはアメリカでは「緑茶」が、日本では「茶色い番茶」が国民的飲み物だったことはあまり知られていない。その逆転の背景には、戦争と差別、交易が深く関係していた—。両国の茶文化のはじまりから、長崎のグラバーやオルトといった茶貿易商の興隆と明治維新、京都・静岡・九州など茶の名産地の発展まで。明治時代に日本で活躍した茶貿易商の末裔である著者が、交易史からひもとく意外な緑茶の歴史物語。

目次

  • 第1章 日本とアメリカ合衆国の茶様式の始まり
  • 第2章 南北戦争中のお茶
  • 第3章 ジャパンティーの誕生
  • 第4章 緑茶地帯と呼ばれたアメリカ中西部
  • 第5章 アメリカに押し寄せた紅茶の波
  • 第6章 日常の茶飲料—アメリカ合衆国の紅茶、日本の煎茶

「BOOKデータベース」 より

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