個人化の社会学
著者
書誌事項
個人化の社会学
ミネルヴァ書房, 2022.2
- タイトル別名
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Individualization : institutionalized individualism and its social and political consequences
- タイトル読み
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コジンカ ノ シャカイガク
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注記
その他の訳者: 荻野達史, 川北稔, 工藤宏司, 高山龍太郎, 吉田竜司, 玉本拓郎, 有本尚央
原著 (London : Sage Publications , 2002) の全訳
人名索引: 巻末p1-2. 事項索引: 巻末p3-4
文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
現代社会は伝統やコミュニティや家族などの価値が解体し個人化したといわれる。本書は、この個人化概念について構造的・制度論的議論を展開し論争も巻き起こしたまさに古典といえる一書。
目次
- 伝統的なものの喪失—個人化と「あやうい自由」
- 暴走する世界における自分独自の人生—個人化、グローバリゼーション、政治
- 身分と階級を超えて?
- 両義的な社会構造—「自主独立型文化」における貧困と富
- 「他の人のために生きること」から「自分独自の人生」へ—個人化と女性
- ポスト・家族らしい家族への途上—必要性の共同体から選択される姻戚関係へ
- 仕事の分担、自己イメージ、ライフ・プロジェクト—家族のなかの新しい衝突
- 出生率の低下と子どもを持ちたいという願望
- 国家の機構は人々をケアしない
- 遺伝子技術時代の健康と責任
- 自分独自の死、自分独自の人生—はかなさからの希望
- 自由の子どもたち
- 自由の父たち
- ゾンビ・カテゴリー—ウルリッヒ・ベックへのインタビュー
「BOOKデータベース」 より