あの胸が岬のように遠かった : 河野裕子との青春

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あの胸が岬のように遠かった : 河野裕子との青春

永田和宏著

新潮社, 2022.3

タイトル読み

アノ ムネ ガ ミサキ ノ ヨウニ トオカッタ : カワノ ユウコ トノ セイシュン

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内容説明・目次

内容説明

熱く、性急で、誠実ゆえに傷つけあった—未公開日記と手紙300通から初めて明かされる、蒼き愛の物語。

目次

  • 湖に降る雪ふりながら消ゆ
  • 風のうわさに母の来ること
  • 消したき言葉は消せざる言葉
  • 手を触るることあらざりし口惜しさの
  • わが十代は駆けて去りゆく
  • 青春の証が欲しい
  • さびしきことは言わずわかれき
  • 二人のひとを愛してしまへり
  • あの胸が岬のように遠かった
  • きみに逢う以前のぼくに遭いたくて
  • わが頬を打ちたるのちに
  • わが愛の栖といえば
  • はろばろと美し古典力学
  • 泣くものか いまあざみさえ脱走を
  • おほよその君の範囲を知りしこと
  • 「夏がおわる。夏がおわる。」と
  • 寡黙のひとりをひそかに憎む
  • 今しばしわれを娶らずにゐよ

「BOOKデータベース」 より

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