書誌事項

グローバル開発史 : もう一つの冷戦

サラ・ロレンツィーニ著 ; 三須拓也, 山本健訳

名古屋大学出版会, 2022.6

タイトル別名

Global development : a Cold War history

タイトル読み

グローバル カイハツシ : モウ ヒトツ ノ レイセン

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注記

原著 (Princeton University Press, c2019) の全訳

文献: p268

参考文献: 巻末p18-56

内容説明・目次

内容説明

開発はなぜ、いかにしてなされたのか。米・ソ・欧・中の対抗関係を軸にした実践と、国際機関や私的アクターの国境をこえた活動を描き出し、旧植民地・途上国との相克も視野に、20世紀初頭の「開発」の誕生から冷戦後までの、無数の思惑が交錯する複雑な歴史を初めてトータルに把握する。

目次

  • 第1章 帝国のイデオロギーとしての開発
  • 第2章 トルーマンの夢—冷戦と開発の邂逅
  • 第3章 社会主義の近代性と第三世界の誕生
  • 第4章 グローバル冷戦における西側の多様な開発政策
  • 第5章 近代化の黄金時代における二極体制の限界
  • 第6章 国際機関とグローバルな使命としての開発
  • 第7章 一九七〇年代の複数の近代性と社会主義の代替案
  • 第8章 資源、環境、開発—厄介な結びつき
  • 第9章 グローバル・サウスからの攻勢への対応—南北対話
  • 第10章 「失われた一〇年」の力学

「BOOKデータベース」 より

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