記憶現象の心理学 : 日常の不思議な体験を探る
著者
書誌事項
記憶現象の心理学 : 日常の不思議な体験を探る
北大路書房, 2022.6
- タイトル別名
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Memory quirks : the study of odd phenomena in memory
- タイトル読み
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キオク ゲンショウ ノ シンリガク : ニチジョウ ノ フシギ ナ タイケン オ サグル
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注記
その他の訳者: 山本晃輔, 槙洋一, 瀧川真也
文献: p452-524
内容説明・目次
内容説明
本書で取り上げる不思議な記憶現象は、人間の記憶に関してこれまでに明らかにされてきた研究知見に疑問を投げかけ、修正を迫るものである。
目次
- 第1部 自伝的記憶に関する不思議現象(自伝的編集:個人的な過去の修正;自伝的記憶の不思議;フィクションの記憶を含む自伝的記録の拡張;摂食の記憶;妨害された記憶とか回復された記憶)
- 第2部 知識と記憶の気づきに関する不思議現象(記憶の手がかり減価効果:多いほうが乏しいとき;不思議現象としての潜在記憶の魅力;反復とテストにおけるネガティブ効果;いつ,なぜ,本当に大事なことを忘れてしまうのか;メタ記憶の流暢性錯覚;しることの文脈依存錯覚:もっと知っているのか,あるいは「もっと知っている」と思っているだけなのか)
- 第3部 記憶の感覚に関する不思議現象(行為主体性に関する主観的経験(SEA)の記憶;「喉まで出かかっているのに出てこない(TOT)」状態:過去と未来;「バスの中の肉屋(BOB)」体験;部分検索:人間の記憶において顕著だが,まれにしか起きない現象;デジャビュ現象の科学領域への参入;デジャビュ体験の収束的理解に向けて
「BOOKデータベース」 より