犠牲者意識ナショナリズム : 国境を超える「記憶」の戦争 Victimhood nationalism

書誌事項

犠牲者意識ナショナリズム : 国境を超える「記憶」の戦争 = Victimhood nationalism

林志弦著 ; 澤田克己訳

東洋経済新報社, 2022.7

タイトル別名

희생자의식 민족주의

国境を超える記憶の戦争

タイトル読み

ギセイシャ イシキ ナショナリズム : コッキョウ オ コエル「キオク」ノ センソウ = Victimhood nationalism

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注記

原著 (Humanist Publishing Group, c2021) の翻訳

参考文献: p474-517

内容説明・目次

内容説明

日本の戦争犯罪と原爆被害に関する東アジアは記憶文化はホロコーストの記憶を参照し、慰安婦の記憶は逆に、戦時性犯罪と暴力的売春に関する欧州の眠っていた記憶を呼び覚ます。犠牲者意識ナショナリズムは、地球規模の記憶空間において互いの経験を取り込みながら自らの正当化を図っている。歴史の誤用と濫用すら辞さない、大陸を超えた競合と競争を分析する本書は、犠牲者意識ナショナリズムのグローバル・ヒストリー、より正確にはそれが引き起こす「記憶の戦争」に関するグローバル・ヒストリーである。

目次

  • 記憶のグローバル・ヒストリーへ向けて
  • 系譜
  • 昇華
  • グローバル化
  • 国民化
  • 脱歴史化
  • 過剰歴史化
  • 併置
  • 否定
  • 赦し
  • 記憶の連帯へ向けて
  • 記憶の歴史

「BOOKデータベース」 より

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