書誌事項

京都の山と川 : 「山紫水明」が伝える千年の都

鈴木康久, 肉戸裕行著

(中公新書, 2711)

中央公論新社, 2022.8

タイトル別名

京都の山と川 : 山紫水明が伝える千年の都

タイトル読み

キョウト ノ ヤマ ト カワ : 「サンシ スイメイ」ガ ツタエル センネン ノ ミヤコ

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注記

参考文献: p238-242

索引: p243-248

内容説明・目次

内容説明

人口150万を数える京都。街を歩けば、どこからでも山が見え、川では子どもが遊んでいる。これほど人々と山河が近い大都市は珍しい。1200年前の遷都時に桓武天皇が「山が襟のように囲んでそびえ、川が帯のようにめぐって流れる自然の要害」であると述べたように、京都の山河は常に人々と共にあった。本書は東山・北山・西山の三山、鴨川・桂川・宇治川・琵琶湖疏水、さらに市中の川を紹介、知られざる歴史を明かす。

目次

  • 第1章 東山—歴史と景観に彩られた山紫水明の地
  • 第2章 北山—都を支えた農山村と自然
  • 第3章 西山—信仰と竹林の道
  • 第4章 鴨川—暮らしに応じて役割を変えてきた水辺
  • 第5章 桂川—平安を語る「別業の地」と「水運」
  • 第6章 宇治川—秀吉が造った新たな河道
  • 第7章 琵琶湖疏水—社会の求めに応じて進化する水路
  • 第8章 洛中の川—千年の間に生まれる川、失われる川
  • 終章 山と川の価値を考える

「BOOKデータベース」 より

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